ウィスキーが似合うおしゃれなオセロ
この世で最もシンプルで、老若男女楽しめるボードゲームといえばオセロだと個人的には思ってます。
さてこのオセロ、ルールはシンプルなのですがなかなか奥が深く大人になっても十分楽しむことができます。
今はiPadなどで手軽にできますが、筆者はアナログ派。
帰宅後シャワーを浴び、ウィスキーを片手にレコードを聴きながらパートナーと一局打つのですが‥‥‥‥
なんかしっくりこない!!!!
みなさん想像してください。
オレンジの間接照明がともるカフェのようなインテリアの中
ヴィンテージのウッドテーブルにはゆらゆらと揺れるキャンドル
琥珀色に輝き芳醇な香りを醸し出すウィスキー。
BGMはキースジャレットの緩やかで美しいジャズピアノ。
そんな中テーブルの中央に‥‥‥‥‥
こういうボードがあるわけです。はい。
このデザイン子供のうちはいいんですが、大人になるとどうしてもチープに感じてしまうんですね。
ましてやこだわった部屋で間接照明つけてジャズにウィスキーというシチュエーションで気分はもはやジェームズボンドな訳ですよ。
その中でこれはないだろと。
ボンドは絶対こんなんやらんやろと。
筆者はつくづく思っていました。
そしてある日、生涯を共にしようと思う彼?彼女を見つけました。
このとんでもない高級感を醸し出すボードに使われている素材は高級家具にもよく用いられるウォールナットで駒はメープルとウェンジを張り合わせて手作業で磨いたものなんですよ。
日本の職人の手がかかっているだけあってささくれひとつなく滑らかで光沢をほのかに放つ駒も芸術的です。
駒ややボードの大きさもちょうど良い大きさで、どの年代でも安心して遊べる大きさになってます。
さらに、経年変化をおこして味が出て行くのも天然素材の魅力ですよね。
これは福岡県にある広松木工という家具屋さんが作っているのですが、木製家具専門店が気合を入れて作ると、オセロ1つでもここまでのクォリティになるのかと。
現物を開封した瞬間おもわず感嘆の息が漏れてしまったほどです。
芳醇な木の匂いと適度な重さ、高級感と絶妙なサイズ。
全てが最高水準でした。
手作りかつ一生使える耐久性、日常に溶け込んでくれる深みのあるデザイン、さらに日本の職人の手によって生み出されたという付加価値があってお値段は駒とセットで36000円なので一生ものと考えると安いぐらいだと思います。
これから一生大切にしていきながら子供、ひいては孫と同じボードで打ちたいものです。
手頃なライカ 気分はプロカメラマン!
皆さんはカメラを使いますか?
近年はスマートフォンのカメラ画質向上に伴いだんだんカメラの市場が衰退しています。
特にフィルムカメラはほとんど消えつつあり、カメラが趣味の方以外は重たい一眼レフやデジカメを日常で持ち歩くのは億劫になりがちです。
その点スマホは高級機以外のカメラとあまり画質が変わらないものも多く、すぐに撮影、確認でき、基本ポケットかカバンにあるので、大事な瞬間を逃す事はありません。
となると写真が趣味の方以外はあまりスマホとは別にデジタル一眼とかミラーレス、コンパクトデジタルカメラを持ち歩くメリットってありませんよね。
しかしスマホでの撮影やデジタルカメラでの撮影というものは日常の記録、つまり作業的側面が多いのではないかと思うのです。
そこでひねくれている筆者は「いやなんかちょっと寂しいな、日常の記録以外に趣味としてこうフィルムカメラとか使いたい!」と思うわけです。
そしていざ調べて実機を見に行ってみると‥‥
「意外と重くね?え、レンズ取高くね??フィルム代と現像代?オーバーホール?手間と金かかるしかさばりそうだなぁ。そこまではなぁ」
といった感じで本格的にフィルムカメラに手を出すには二の足を踏んでしまっていました。
「外観がオシャレで、アナログかつそれなりに写真をとること楽しめながら、手間がかからず、コスパの良いカメラ無いかなぁ」
と愚かにもそんなわがままな事を考えていた筆者ですが‥‥‥
その心を掴むものをついに発見しました。
それがカメラで有名なあのライカ社が出したカメラ、ライカゾフォート です。
高性能なセンサーもレンズもありませんし画像も加工できません。デジタルデータにもなりません。
性能を追求するというよりアナログなカメラをカジュアルに楽しみたい方向けにはなります。
しかし、撮った1枚がその瞬間にフィルムとして排出され、その後真っ白なフィルムからじわじわと写し取った風景が浮かび上がってくる様は感動ものです。
これはデジタルにはない味です。
そしてこのゾフォートはフィルムカメラともまた違い、焼き増しもできないので正真正銘世界にこの1枚のみしか存在しません。
シャッターを切ったその瞬間をありのまま切り取るのです。そういうの、浪漫ですよね。
やはり上記のアナログ的楽しみ以外にこのカメラを所持するメリットはカメラ好きの究極の到達点、ライカのカメラをリーズナブルに入手できると言うことです。
本体とフィルムその他諸々合わせても安ければ3万5000円ほどとデジカメ価格で買える上、一眼のように後から高いレンズを買う必要も、現像に出す必要もないので、カジュアルに楽しむことができます。
ライカのフィルムカメラはどえらい値段がしますからね。気になる方は「フィルムライカ」で検索してみてください。
デメリットはやはりカメラ自体がインスタントカメラレベルなので夜景に弱いことと、ポラロイドフィルムが高い(10枚1300円ほど)ことです。
ですが、デジカメと違い写真を撮るのにコストがかかるからこそ、その一枚を大切に撮るようになります。
「ちょっとカメラってかっこいいよなー」と思う知識のない大人がその瞬間を切り取るためにわたわたと家族や恋人と楽しむおもちゃ。それがこのカメラです。
画質や性能こそそこまでですが、カジュアルにカメラと向き合え、自分なりのちょっとしたプロ意識やこだわりを楽しむ、まさに大人のおもちゃ的カメラです。
普段の記録はスマホで。
晴れた休みの日はふらっとライカを携え世界に一枚の写真を撮るために出かけるのはどうでしょう?
ファインダー越しに世界を見ると、有り触れた場所でも意外と違って見えるものです。
余談ですが筆者は子供が生まれたらその時取った写真と生まれた年のちょっと高級なウイスキーを買っておいて保存し、成人した後お祝いで2人で飲むのが夢です。
効率ばかり追求しがちな現代ですが、そこに一呼吸おいて心にゆとりをもたらしてくれるこういった製品は本当にいいですよね。